神巡り…自分探し、幸せ探し。

神社・仏閣巡りの記録です。★印:御朱印 貼付

御朱印初心者でも安心。神様に好かれる参拝方法。

先日、御朱印巡りの初心者さんに質問を受けました。

私は御朱印巡り歴5年以上。

御朱印20冊以上を集めまくって、神社・寺院の知識だけは蓄積されている【御朱印巡りマスター】(勝手に言ってみる)です。

 

5年前の私ももちろん初心者でした。

確かに私も悩みました。

だからポイントを5つだけ抑えて、あなたも気ままに楽しく神様巡りに行ってみましょう。

 

神様に好かれる御朱印巡りのポイント5つ。

  1. 参拝に適した服装。
  2. 神社とお寺で御朱印帳を分ける。
  3. 参拝の作法いろは。
  4. 御朱印を頂く作法いろは。
  5. 御朱印は記念の1つ。

 

これさえ分かれば、きっとあなたに神様は微笑み、観音様が手を差し伸べることでしょう。

 

1 参拝に適した服装


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基本的に神様や仏様にご挨拶に伺うわけですから、日常生活でも少し偉い人の家に伺う際と同じだと考えて頂くべきです。

ただ、スーツにパンプスとまでは難しいので失礼にならない服装という考え方が正しいと言えます。

 

私の手書きのイラストの説明ですが

①肌の露出は少なくする

若い世代では当たり前のファッション、キャミソールにミニスカートそして、ハイヒール。はNGです。

夏などは上に1枚羽織れるシャツを用意するのも良いでしょう。

②履きなれた歩きやすい靴

神社は山の高い所にあることも多々あります。本殿に到着するまでに沢山歩きます。ですから、履きなれた歩きやすい靴がいいです。

私は汚れが少ないスニーカーを履いてます。

③スカートもレギンス着用でOK

また、スカートも良いのですが、肌の露出を少なくする為に下にレギンスを着用するなどの工夫をしましょう。

④バッグは動作を考えて、御朱印帳用を用意

私はお財布やスマホなどはポシェットに入れて肩から下げて、御朱印と小銭入れを小さなトートバッグに入れて行きます。

何でもかんでもポシェットに入れてしまうと、いざ参拝の時に小銭が取り出し難いとか、御朱印帳が取り出し難いとか、神社やお寺の案内パンフレットなどを頂いた時にかさばってしまいます。

動作を楽にスムーズにする為に、私は御朱印帳用のトートバッグを使用しています。

また、リュックの時は、御朱印帳だけポーチに入れて、リュックから探し出して、取り出しやすくする工夫をしています。

 

2 神社とお寺で御朱印帳を分ける。

実際にお寺の住職さんに、私が教えてもらったことです。

神さんと仏さんは違います。一緒にしてしまうより、分けてあげたほうが仏さんたちも落ち着きます。

確かに…。言われて初めての気付きに納得し、次の御朱印帳から分けた経緯があります。

神社は神道。日本神話の神様たちが主。

お寺は仏教。釈迦・観音・菩薩などが主。

イメージとしては、理系学生の中に文系学生がポツンといたら落ち着かない。ガテン系男子の中に事務系男子がいたら落ち着かない。そういう感じです。

教えて下さった住職さんに感謝です。

 

今、私が主に使っている御朱印帳はこの2冊。

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お寺用に葛飾北斎f:id:yokaze-yumeyui:20210916153718j:image

神社用にヒノキの木彫り。

 

神社や、お寺さんで購入してもよし。

インターネットのショップを覗いてもよし。

最近では、文房具屋さんでも購入できる所が増えています。

お気に入りの御朱印帳を見つけて下さい。

 

3 参拝作法のいろは

神社もお寺も、その領域(敷地)に入る前に一礼

神社なら鳥居をくぐる前。

お寺なら入口に足を踏み入れる前。

心の中で「お邪魔します。」と呟きます。

神社の参道は左端を歩きます。

参道の中央は神様が通る場所とされています。

ですから、参道を横切る時も一礼し心の中で「失礼します。」と伝えてからにします。

手水舎 にて手と口を浄める。

「手水舎」の読み方は「てみずや」「てみずしゃ」「ちょうずや」「ちょうずしゃ」と様々ですが、どれでも伝わります。私は「ちょうずや」と読んでいます。

 

やり方は

1:心静かに立つ 
2:最初に水をくむのは右手で 
3:左手を清める。 
4:左手に持ち替え、次は右手を 
5:口を清めるために左手で水を受ける 
6:口を清める 
7:柄杓を清める 
8:柄杓を元に戻す

https://www.isejingu.or.jp/visit/manner/

伊勢神宮のサイト▲にある説明が分かりやすいです。

■■神社の場合■■

①本殿に参拝

②お賽銭を賽銭箱に軽く投げ入れる

③鈴を鳴らす

④神社は2拝(礼)2拍手「願い事」1拝(礼)が基本です。

願い事の部分を清め言葉

祓(はら)えたまえ、清(きよ)めたまえ、神(かむ)ながら守りたまえ、幸(さきわ)えたまえ」✕3回

を言うのも良いです。

賽銭箱の横に書いてあったりもしますので、是非チャレンジしてみて下さい。

意味は

お祓いください。お清め下さい。神の力で守って下さい。幸せにして下さい。

 

■■お寺の場合■■

お線香を先に購入する場合もあり、お線香の煙と香りで浄め、観音様に向う準備をする意味があります。

 

①観音様に一礼し座り

①お線香に火を付け、もう片方の手で扇いで火を消し香炉に立てます。※口で吹き消さない

 

③静かに合掌し願い事を心の中で唱えます。※神社のように拍手はしない。

 

④一礼し、立ち上がり背を向けます。

 

願い事を言わなきゃならないことはありません。サイトなどによっては願い事はNGとあるものもあります。

私個人の意見ですが、お賽銭に見合った願い事を伝えてみたらいかがでしょうか?自分だったらと考えたら、失礼ではないと思います。

 

4 御朱印を頂くいろは

神社なら社務所、お寺なら寺務所に行きます。

欲しい御朱印の種類を伝えて、御朱印帳の書いて欲しいページを開いて渡します。

この時、気を付けるべきことは

御朱印帳の間に挟まっている紙やパンフレット類は取り除いておく。

御朱印帳カバーは外しておく。

 

書き置きの御朱印を用意している所も多いので、もしも御朱印帳を忘れてしまったり、ページがなくなってしまった時は「紙の書き置きはありますか?」と尋ねてみてください。

同じ金額で頂けます。

 

御朱印の金額は300円〜500円。

大きい物(見開きに記入)でも600円〜1000円です。

1万円札を出すことのないよう、小銭を用意しておきましょう。

 

御朱印を受け取る際は「ありがとうございます」と、書いてくれた方に向けたお礼を伝えてください。

 

5 御朱印は記念の1つ

御朱印とは参拝記念の1つにすぎません。何より大事なことは、神様・仏様にご挨拶に伺い、自分の心を安らかにすること。目的を御朱印にしてしまわぬよう、気をつけましょう。

御朱印巡りはスタンプラリーではありません。

 

とは言え、御朱印が集まると嬉しくなるものです。

もっともっとと、欲も出てきます。

ですが、人間関係と同じ。神様や仏様たちとの出会いも一期一会。縁があったから詣ることができる。

縁を大事にする人に「福」はやって来るものです。

 

まとめ

御朱印巡りを始めたばかりだから、分からないことがあるのは当たり前です。

何年やっていても、新しい発見があります。

現在はコロナの影響で、参拝客の減った神社やお寺さんも多数存在します。

これは考え方なのですが、折角だから参拝に行くも有りではないでしょうか。

コロナ前は人が溢れていた場所も、今なら空いてます。

混んでいると無愛想だった住職さんや神主さんが、優しく話して下さることもあります。

是非、色々と聞いてみたら良いのです。

ある神主さんが言っていました。

「神様だって寂しいのは好きではない。早くコロナがおさまればいいと、一番願っているのは、案外神様たちかもしれません。」

道端の小さな鳥居を見つけたら、どうぞ挨拶して差し上げましょう。

願い事など言わないでも、世間話をするだけでも良いのです。

神様や仏様は姿は見えないけれど、いつも近くにいる存在なのですから、時々意識を向けて感謝を伝えれば良いのです。

堅苦しく考えず、ただ会いに行く。

それで十分、あなたは幸せを感じるはずですよ。